誰かのお人形さん

誰かのお人形さんに

なりたいなって話


いつだって「自分の努力は自分の為に」を基本にやってきた私だけど外見だけは誰かの為で有りたかった。


お人形みたいに笑ったり只其処に居るだけで良い存在になりたかった。


貴方のお好みの服をきて貴方の指示で行動して全て把握していて、まるでそれは所有物で人ではないような。


ダークでアダルティで、ゆめかわで

ううん、なんでもいい。

あなたのお好きな私で


なんて、どう?


私の生い立ちの中でそんな瞬間も沢山あったし、承認欲求をどこまでも満たして愛してくれる人にも出会えた。


結局その人の物には成らずに、私は自我とプライドの高い女になってしまった。


もうそんな事ないよって気を張れるほど強くはなくて、結果論として「ああ、私は自我が強すぎたのだ。プライドが全て邪魔をしていていたのだ」と気づかずにはいられないだ。


美しさだって永遠ではない。それでもその年齢相応の美を保って、それとなく同年齢の中では少しマシなのでは??ってそんな女でいたいんだよね。


だって産後もっと痩せれると思ってた身体は全然痩せないし、体にはガタだって来てるよ。


それでも同じ歳のママさんの中では少しマシな方?って思える事沢山あるし、美容だって気は使ってる。


それでも完璧は程遠いし、芸能人みたいなキラキラしてないのが事実なわけよ。


ずっと若くいたいわけじゃない。

ずっと可愛いわけじゃない。


もう私は可愛いじゃなくて可愛かったねって年齢になったと思うよ。

そろそろ可愛いから美しいを目指す頃なんじゃない?ねえ?あなた


1番はメロウでアダルティで体が揺れるような音楽の中でそれとなく生きてたいんだよ。

「ひろし」が死んだ。


私の家族は随分と生き物が好きで昔から動植物に囲まれる生活を送って育ってきた。

 


物心ついた時には動物と暮らしていたし、生活の拠点も山奥の自然に囲まれた場所だった。

 


祖母に花や木を教えて貰い、祖父に自然の難しさを教えてもらった。

 


母は動物への愛を語る人で、父は現実的に飼育への関心が強い人だった。

 


家には大きな水槽が3つありいつもカラフルな熱帯魚が数え切れないほど泳いでいた。

 


また我が家は絶えず犬を飼う家で、今まで沢山の犬を育てて死を経験した。

 


小型犬、中型犬、大型犬

 


様々な奇跡を感じたり、命の尊さを嫌というほど目にしてきた。

 


タイトルに書いた「ひろし」は正確には我が家の犬ではない。

 


ひろしの兄弟にあたる「まる」が我が家の犬だった。

小学生の頃坂道を登って帰ってくるのだが、家が見える時まるが1番に私の帰りを迎えてくれるのが好きだった。

 


少し呆けた顔で良く笑う犬だった。

 

 

 

知り合いの処に行ったひろしはもう18歳

 


随分と長生きも長生きで、立つことも出来なくなっていた。

もうこの冬は越せないだろうと周囲の意見もあってまると同じ生まれ育った地で見届けたいという母の意見もあって我が家に帰ってきたのだ。

 


記憶ではひろしは濃いグレーの毛だったのに、18歳になったひろしは白っぽくなっていた。

 


相変わらず鋭い目つきでありながらも、もう呼吸をすることだけにも必死なひろしをみて私は愚かにも涙が出そうになった。

 


母と父の世話のおかげもあってか立てずにいたひろしは身動きを取り直せるほどの体力が回復した。

 


だが、昨日の夕方命を引き取った。

すぐ葬儀屋へ連れて行ったようだが、私は涙が止まらなかった。

 


元々私は家族の中で唯一動物を飼うのが好きじゃなかった。

 


必ず私より先に死ぬ動物を、勝手に育てるのが嫌いだった。

 


普段からかける言葉も、愛情も、弔いの言葉も、全てが嫌いだ。

 


あの死ぬ前の呼吸の速度、死んだのに暖かい身体と、そこから段々と冷たく硬くなる体。

 


ついさっきまで、つい今朝まで、つい昨日まで、生きていた物の死に直面するのは

 


それが人間であれ、人間以外の動物であれ、見るに絶えないんだ。

 


犬も猫も牛も鳥も魚も、死の直面には必ず身を背けてしまう。だから私はいつまでも憐れなんだ。

 


偽善者じゃないから肉も食べる、でもみんなそうでしょ。

小学生じゃないもの「いのちとは、、、。」って思いながらご飯食べたりしないでしょ?

 


あくまでも私たちの生活の基準があって各々生活してる訳だし、その中の私は死を省いてきたって話

 


自分の育てた動物や身近な人が死ぬっていうのはきっと何歳になっても慣れないよ。

贅沢は最後にしたいから。

 

 

心が荒んでいくな。秋はとても寂しくて悲しくなる。

 

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昔を思い出して懐かしんだり、こんなに今を楽しいと思っているのに昔に戻りたいって思ってしまうのはなんだか切ないな。

 


独身の時、当たり前に好きな顔を作って、好きな服を着て、好きな靴を履いて、好きな所へ赴いて、好きな事をした。

 


私は子を欲していない時に授かったので(いや、いつかはこの人との間に子どもが欲しいとは思っていたけれど)正直全然気持ちの準備はできてなくて。


世の中には子が欲しくて妊活に励む人も沢山いるから私は大層幸せに恵まれたのだと言い聞かせるように、授かりというとても大きな運命を幸福という鞄に詰める様に、そうやって自分をコントロールしていた。


今の生活はとても楽しくて、子育てがこんなにも楽しいものだと想像もしてなかった。


ただこの生活が色濃く豊かになるのと同時に反動の様に独身時代に思い耽るのもまた確かなのだ。


子どもの世話をするのはとても楽しい。

きっと子どもが居なくても旦那さんや、会社の中で誰かの役に立てる様に何か行動をするのはとても好きだし、きっと今子どもが居なかったら私はそう言ったことに精を出して居ただろう。


なんだかちょっと言い訳がましいね。


でも本当に今の生活って後悔の1つもないんだ。

でもその事実を突きつければ突きつけるほどに独身時代が羨ましいんだ。

 

 

 

好きな服を着て、愛想を振りまいてみたり

美味しいものを時間をかけて食べたり、

自由な時間をこれでもかと自分に費やしたいんだ。

 


朝から晩までずっとモニターに張り付いてゲームしたいし、好きな時に好きな物を食べて堕落した生活を送りたい。

 


ネットフリックスで映画やアニメを全巻纏めて鑑賞したい。時々旦那さんとイチャイチャしたりさ。

 


古本屋で2時間でも3時間でも好きな本を永遠探したり、図書館の開館から閉館まで篭って好きな勉強したりもいいね。

 


旦那さんとみなとみらいにドライブに出かけたり、アスレチックやスポーツなんかもしたいな。

 


ね、こんな風に昔できてた事を羨んじゃうんだ。

 


今しか出来ない事も沢山あるし、本当にしたい事ならどんな方法でも使ってやればいいだけの話なんだけど、そこに精神や体力を使うまでには至らないんだよなぁ。評価も気にしてしまうしね。

 


でも来月旦那さんがディズニーに連れて行ってくれるとチケットを予約してくれたので是非に楽しんでこようと思う。

 

 

 

でもやっぱり、秋は悲しいよ。

それでもおセンチになっちゃうよ

深夜の頭痛の意味が分かるか?

つい先日、夫の実家に家族揃って遊びに出掛けた。

 

孫を見せにいかねばと言う気持ち反面、お義母さんのご飯が無性に食べたくて甘えてしまったのだ。

 

昼間は夫の妹達と散々遊ばせて貰って夜は私がリクエストした食事を食べさせて頂いた。

 

前日に作った豚の角煮を持って行ったら家族みんな喜んで食べてくれたのも嬉しかった。

 

 

問題はその帰り

 

夫は少しお酒を飲んでいて、私が帰りの車を運転していたのだけれど多分本当に気分が良ったのだろう。

 

私がいつもより饒舌になってペラペラと御喋りしてしまったのだ。

 

夫と話す時は考えてから話すように気を付けていた。

何故なら、脈絡がなかったり日本語がおかしかったり文法がおかしいと人が話してる途中でも遮って注意する人なので、日頃からなるべく話す事は勢いではなく、少し考えて纏めてから話すようにしたのだ。

 

それでもその日は何故か溢れるがままに言葉を発していた。

 

幸いその日の夫は何も言わず、寧ろ聞いていないのではないかと思うくらい妙に静かに、それでも時々相槌を打ちながら話を聞いてくれた。

 

さてここまでは前置きで

 

話の内容を要約すると「学生時代の時と今との違い。その中で変化を重ね現在の自分に自信がない事とそんな自分の未来への不安」である。

 

この類の話をする相手は間違いなく夫ではない事は確かなのに、何故話してしまったのだろう。

 

帰宅後、次の日、またその次の日も随分と私を悩ませた。

 

ある意味知ってもらいたかった内容でもあるし、聞かせる必要のない内容でもあった。

 

そしてその時私は、「では夫ではなく誰に聞いて貰いたかったのか」と考えたが結局誰の顔も浮かばなかった。

 

いつもお世話になっている教授の顔が浮かんだが、もう学生ではない私のウルトラプライベートの話を話すなんておこがましいにも程があるので首を振った。

 

 

そっかあ、私友達が居ないのかあ〜。えへへ

 

いえいえ、誤解です。

わたくしにだってお友達はいるんです。

 

居るんですがその中に私が今熱中して話せる事の出来る人種の方が居ないっていうお話です。

 

何故居ないのか、

 

それは私がちょっと苦手意識を持つタイプの人種だからです。

 

勝手な話だけれど

 

物凄く前向きでいつもモチベーションが高くて「自分が世界を変えて見せます!」みたいなこと事言える人ってちょっと苦手なの。

 

でも今私そーゆう人からエネルギーがとっても欲しくって堪らないみたいなの。

 

多分私には時間が無い。

時間が無い中で急激な成長が必要。

でも成長に必要な栄養素が全然足りて無い。

 

エネルギーも情報も何もかも足りて無い。

 

だから苦手とか言ってられないって言うのが正直なところ。

 

ね、、だからなんで、それ夫に話しちゃったんだろうね。

 

なんだこいつって思われただろうなぁ。

また頭抱えちゃうなぁ。

 

そして、お友達…欲しいなぁ。

1.21

寝る前にお腹が痛くなった。

 

今まで飲んでいた薬が飲めないので、産婦人科で貰った痛み止めや胃薬を飲んで痛みが和らぐのを待っている。

 

流行りの曲やお気に入りの曲を聴きながら時々息子の寝顔を見て夜を感じる。

 

ふと大学時代に名前も知らない年下の男の子に一方的に嫌われていた事を思い出した。

 

彼はある意味とても正常だった。

 

ただそれを今になって思い出して少し胸が痛くなるのは私は周囲からの評価を気にするようになったという事なのか。

 

それともあの時は周りからの評価を大したものじゃないと思っていたのか。

 

 

少しずつ大人になって成長の止まった私は今まで出来た事がどんどん出来なくなっている。

 

もっと見えていた本質には靄が掛かる。

考え方や視点の位置だってもっと沢山あった。

 

人に嫌われる事が当たり前の理由だって、それを正論する付ける幾つもの要因だってきちんとあった。

 

物事を説明できて初めて理解出来るのだとあの時は分かっていたから言葉を勉強した。

 

同じ事を何度も考えられた。

色んな進展を想像できた。

 

 

 

今の私はまるで何もできない。

もう昔の私じゃないんだね。

 

2nd

凄く心細くなる日が数日続いている。

 

何もかもが反発的だ。

私も あなたも お前も こいつも 

 

人の言葉に何度も傷ついたり、人の目に泳がされたり。

そんなことで私は勝手に疲れたり腹を立てたりする。

 

 

いつの間にか私は人を責めなくなった。

 

きっと悪意がないなら責めたって意味がないと思っている。

私が勝手に怒っているだけだと思っている。

そして喧嘩はただ疲弊するものだと思っている。

 

 

 

家族喧嘩や夫婦喧嘩においても私ははっきりと意見が言えない。

感情的な言葉への返答は何を言っても「火に油を注ぐ」行為でしかない。

 

不満や問題はきちんと解決したい為、落ち着いたときに話をしたい私に対して、家族や夫は不満や問題が発生し次第すぐ口にする。

 

ほとんどの人がそうなのかもしれない。

 

でも、穏やかに暮らしたいはずなんだみんな

でも、穏やかに暮らせなくなるように・・・かなしい方向に甘える。

 

嫌なことや、辞めたいことの理由を並べるのではなく

どうしたら嫌じゃなくなるか・どうしたら辞めたくなくなるのか。

 

あ、だめだ

悲しくなってきた。

 

また少しずつ心細くなってきた。

 

もっとちゃんと書いて置きたいことがあったのにな

 

もっと成長したいな。

 

 

 

 

 

 

色欲ってやつです。

 

三文ゴシップまでのアルバムを只管に聴き続けている。

勿論その後も好きなのだけれど、駄々漏れの色気が最高に好きなの。

 

そういえば昨日テレビで久しぶりに福山雅治が桜坂を歌っているのを目にした。

 

それまでちゃんとテレビを観ていた訳じゃ無いのに主人にも「ほら、出てるよ。好きでしょ」なんて言われながらちょっと見入ってしまったりして。

 

昔好きだったな。とか、相変わらず格好いいな。なんて思いながら画面を見てた。

 

アーティストや芸能人を好きになることって殆ど無いけど、無いなりに共通して好感を持つのは色気があるって処

 

自分にないものを他人に求めている私の欠点な訳ですが。

 

多分有名人以外にも友人になりたいなとか、親しくなりたいと思う人は大概色気がある人ばかり。

 

知識の有る人も好き。

 

博学な人は生きているだけで最高だと思う。

 

今までの人生において色気があって博学な人は2人しかいなかった。

 

そしてそういった類いの人は何時迄も興味本位で人を惑わすのだ。

 

悪意の無い色気に散々惑わされたのです。

 

でもどうしたってその人間性に惑わされているので力になれるならなんでもしてしまいたいと。

無い技量を精一杯これでもかと使いたくなってしまうのです。

 

私は人を使うより使われる方が性に合っておりますので幸福とさえ思いますよ。

 

あ、勿論色恋の話ではなくですね。

性的にも見てませんよ。

 

でもその魅惑の人間性を持つ最高種の人間が例えば異性で、でも異性的でなく、恋愛対象の年齢で、私が努める事の出来る範囲の人間なら判らなかったかもしれないですね。

 

でも今の所しっかりとご年配で人生経験豊富な方

いえ、まぁ、だからこそ知識も経験もあって魅力を感じるのだと思うのですが。

 

歳を重ねる毎にその2人は到底追いつけない道の先にいた事を実感するのです。

そしてまた一層好いてしまうのです。

 

私の主人も黙って何かを考えている姿は色気が漏れていますし、私より大層知識がありますので素敵な人間ですがこれは私が口にすると惚気になってしまいますので辞めましょう。