7.7.635 近付いていますか?
窓から出来るだけ遠くを見ていたいから、ただ少しの合間に気持ちを落ち着かせる。
足を組み返す仕草
目線を逸らす仕草
髪毛を耳にかける仕草
どれも貴方が好きな仕草の筈なのに、其処に居るのは2人だけの筈なのに。どうしてこんなにもすれ違ってしまうのでしょう。
どうして、気持ちが噛みあわずにすれ違っていってしまうのでしょう。
私が女ではないとでも言うかのように、ただ何もない日常を生きて居るのですか?
知らない男からの視線に貴方は気づいていないと言うのでしょうか?
雨が止むまでの間、もう少しだけ貴方のことを想わせて下さい。
この曇の様に私の気持ちが晴れてしまわない様に。